青少年赤十字とは

飛騨市立古川小学校

    活動の種類      奉仕     その他
      活動の単位      全校       学年     委員会   
 
 1.テーマ
 地域を愛する気持ちを持つ,心豊かでたくましい古川小の子
 
.学校紹介 
 当校は飛騨市にある全校児童数666人・24学級の大規模校である。古川町は,お越し太鼓で知られる古川祭り,小京都の古い町並み,飛騨の匠など歴史ある観光地として有名である。そんな歴史ある町にある古川小学校も,明治9年から続く歴史ある学校である。そして飛騨の豊かな自然の中で地域の人々に温かく見守られ,子どもたちはのびのびと明るく学んでいる。
 今年度は,総合的な学習の時間の活動や委員会活動を柱に,より故郷古川を愛する気持ちを高める活動の充実をはかり取り組んだ。
   
 3.活動内容  
(1)総合的な学習の時間を通して,地域の自然,人に学ぶ活動。 
6年生:「古川の町の歴史を学び,古川の良さを伝えよう」

・毎日過ごしている古川の町並を見学し,児童は改めて古川の良さを実感した。特に気に入った場所について,取材を行い,多くの人に伝えたいと思ったことを古川町を紹介するCMにまとめた。CMでは,台本,道具など全て手作りで行い,撮影はプロの方にしていただいた。この活動を通して,児童は古川をさらに好きになり,郷土を大切にしていこうという気持ちを持つことができた。     
 
   
 
5年生:「米作りを通して古川の良さを知ろう」

・地域の方に協力していただき,米作り(田植え,稲刈り,収穫祭)を年間通して学習した。この米作りを通して児童は,お米1粒にも大切な命があること,その命を育てるには,本当にたくさんの手間をかけなければいけないことを学んだ。さらに,それだけ大切に育てたお米を収穫祭で食べることで,お米への感謝の気持ちを持つことができた。また、地域の自然について学ぶこともできた。 
   
4年生:「目の不自由な方との触れ合いを通して障がいのある方を知り,積極的に関わっていこう」  
 今年度は、事故によって半身不随になられ、車椅子生活を送っておられる方のお話を、全校児童と保護者で聞きました。講演者は「車椅子から見える社会」という演題でお話をされました。特に6年生はそれまでの総合的な学習の時間に、アイマスク体験や車いす体験を行っており、自分が体験した時の「段差があると怖い」「目が見えないと不安な気持ちになる」などの気持ちを重ね合わせながらお話を聞くことができました。
 その他に、4年生と6年生は目の不自由な方にお話しを聞き、盲導犬とともに生活している様子やどんな時に手助けするのがよいかなどについて理解を深めました。
   
3年生:「植物の栽培を通して命の大切さを学びながら,その命を地域につなごう」
 ・1学期に数種類の花の種を畑に植え,水やり当番を交替で行うなど仲間と協力して栽培し,観察を行った。2学期は長い時間をかけて大切に栽培した愛情いっぱいの花を,地域の施設に届ける活動を行った。そのために講師の先生を招いて,花瓶作りをし,その中に花を入れてプレゼントした。この活動を通して児童は,植物の命を大切にする心や,地域の施設とそこで生活する人たちについて学ぶことができた。
 
   
福祉栽培委員会:ペットボトルキャップをワクチンに変え寄付する活動
・福祉栽培委員会では,2年前から年間を通してペットボトルのキャップ回収を全校に呼びかけ,それをワクチンに換え,寄付する活動を行っている。より全校に広めるために,全校集会でワクチンについてクイズ形式で知識を広めたり,校内放送での呼びかけを行ったりした。その成果として141Kgものペットボトルキャップが集まり,109人分のワクチンに換えることができた。
   
運営委員会:仲良し宣言普及活動「ポカポカメール」の実施
古川小学校には,児童会が独自に作成し,代々引き継がれている「仲良し宣言」がある。内容には,

「①仲間と一緒に元気に遊びます。②仲間を大切にし,人の話をしっかり聞きます。③仲間と仲良くし,誰にでも元気よくあいさつします。④仲間外れを作らず,一人ぼっちの人がいたら,進んで声をかけます。⑤いけないことをしている子がいたら,勇気を出して注意します。」
の5項目があり,児童は日々の生活の中で,この仲良し宣言を意識しながら,生活している。その中で,児童会運営委員会では,今年度「一人ぼっちの人がいたら,仲間はずれを作らず進んで声をかけます」達成のための実践を行った。内容は,友達に言ってもらって嬉しかった言葉,されて嬉しかった行動を花びらの紙に書き(ポカポカメールと呼びました),大廊下に設置したポストに投稿する活動を行った。運営委員会で,それを掲示板に貼ったり,お昼の放送で紹介したりすることで全校に広めた。これは,2学期後半に行ったため,ひびきあいの日とも関連づけることができ,全校で取り組むことができた。また,この活動を通して,お互いに仲間の良さを認めることができる児童が増え,キャンペーンを終えた今でも,ポカポカメールは絶えることなくポストに入っている。
   
ここがポイント 活動のほとんどが,地域を題材にしているため,児童が取り組みやすいことや,共感できること,学習後も学んだことを生かしやすいこと。
ここがねらい 総合的な学習の時間の活動では,地域資料で学習し,より地域や自然を大切にする気持ちを高めること,委員会の取り組みでは,仲良し宣言に関わって,学校の仲間や,いろいろな人に対して思いやりの気持ちを高めることがねらいである。
効   果 自然や地域の人への接し方や,その他のさまざまな場面での姿から,「思いやりの心」が多く見られ,テーマにある「地域を愛する気持ちを持つ,心豊かでたくましい子」が全校の中で多く見られた。
担当者のコメント 今年度の活動を通して,総合的な学習の時間も,仲良し宣言も全校体制で共通理解のもと児童主体で活動したことが大きな成果である。そのため,来年度以降も成果を生かして,児童が主体となり,生き生きと活動する場面を設定し,より良いものにしていきたい。

青少年赤十字とは

特設サイト

  • 日本赤十字社とは
  • きもちのしるし(海外救援・復興支援活動報告)
  • 子育てサポートしています。
  • 強化月間
  • 採用情報
  • 赤十字だより