青少年赤十字とは

郡上市立口明方小学校

    活動の種類      奉仕   親善   その他
      活動の単位      全校     
 
1.テーマ
 相手を思いやり、主体的に動く 口小の子ども
 
2.学校紹介
 
本校は、郡上市八幡町の北東部に位置し、国道472号線に沿った自然豊かな農村地帯であり、南北に細長く延びる広い校区からなる。  
  地域は、伝統的な文化や芸能(歌舞伎)等を大切にし、公民館活動も活発に行われている。住民の学校教育に対する関心は高く、学校の支援ボランティアとして積極的に活動に参加して下さる方も多い。 
  全校児童数144名の小規模校であることを生かした教育活動の推進に努めている。その一つとして、日常的な異年齢集団活動の推進や地域内にある福祉施設との交流を行い、温かい人間関係の醸成、高齢者に対する思いやりの心を育むことをめざしている。
 
3.活動内容
(1)「異年齢集団で活動する縦割り班活動で思いやり、助け合う心を育てる」
   1年生から6年生までの異年齢集団による縦割り班活動を、年間を通して行っている。縦割り班活動は、行事としての「なかよし班遠足」(4月)や人権同和教育の一環として位置付けられている「大縄跳び大会」(11月)、常時活動としての「なかよし班掃除」「なかよし班遊び」に取り組む。「なかよし班遠足」では、6年生が10人程度の班員をまとめ、下級生をリードしていく中で、上級生としての責任と自覚を持ち、班員同士が助け合えるような場の設定を行っている。「大縄跳び大会」では、全校で16班あるなかよし班が、大縄跳びの記録を競い合う中で、班員間で「励ましの声の掛け合い」や「がんばりの認め合い」を行い、児童が自ら思いやりの心を行動で示す「実践する力」を育てようとしている。   
 

縦割り班 なかよし遠足

   
  さらに常時活動「なかよし班掃除」では、学校美化運動を展開している。16のなかよし班が、学校内の各場所を分担し、リーダーを中心として助け合いながら、清掃活動を行う。児童の自主的、主体的な活動にしていくために、例えば、外掃除を分担する班は、高学年を中心にして季節に応じて活動内容を考え、草取り、溝掃除、グランド整備(土運び)、雪かきなどに取り組んでいる。どの学年の児童も、自分の立場や役割を意識しながら活動できるよさがあると実感している。  
  縦割り班 なかよし班掃除
   
(2)せせらぎ緑風苑のお年寄りとの交流  

 6年生は、地域内にある高齢者施設のせせらぎ録風苑(以下緑風苑)との交流を行っている。高齢で寝たきりの人や、目や耳が不自由な人、認知症の人など、これまで関わったことのないお年寄りと、自作のゲームを持ち寄って交流したり、歌を披露したりして、交流を深めようとしている。初めはお年寄りの状況がつかめずに、戸惑い、どう接してよいかわからないものもいる。しかし、目の前のお年寄りに対して自ら働きかけなければならない状況の中で、覚悟を決め、相手のことを思いながら徐々に働きかけができるようになっていく。交流を進めるうちに握手ができ、お年寄りをより身近に感じ、お互い笑顔で楽しい時間を過ごすことができた。

 

 
  老人施設訪問 6年生
 
(3)地域ボランティアの方とともに励む野菜づくり
 長年、本校の野菜作りの先生として指導して下さる方から、1年生は、サツマイモ栽培、2年生は好みの野菜栽培を学び、畑作りや苗の植え方、育て方を学ぶ中で、作物を育てることの大変さや進んで働くことの大切さを学んだ。
 長年、本校の野菜作りの先生として指導して下さる方から、1年生は、サツマイモ栽培、2年生は好みの野菜栽培を学び、畑作りや苗の植え方、育て方を学ぶ中で、作物を育てることの大変さや進んで働くことの大切さを学んだ。
  好みの野菜を育てる2年生 サツマイモの苗植え 1年生
     
     
ここがポイント 児童が自分の立場や責任を自覚し、自分のために、人のために進んでできることがあることに気づき、主体的に実践しようとする場を設定し、励まし、活動を見守っていくこと。
ここがねらい 異年齢集団による活動や高齢者との交流を通して、異年齢あるいは立場の違う相手のことを考えて行動することや、思いやりの心を育てること、進んで働くことの大切さを学ぶ。
効果 助成金を活用して、児童にあった適切な清掃等の用具を購入し、教師が丁寧に指導を継続したことで、児童の活動意欲は高まり、自分ができることは進んで行い、できない仲間に対して助け合おうとする姿が生まれている。また、高齢者との交流で自作のゲーム等を作成し交流を図ることで、立場が違う人のことを思いやり進んで働きかけようとする態度が育ってきたこと。
担当者のコメント 本校では、この2つの活動を、赤十字モデル校の指定を受ける前から取り組んできたが、青少年赤十字の目標とも重なるところが多く、赤十字の実践目標から本校の実践を見つめ直すことができ、活動のねらいをより精選することができたと感じている。
担当:教頭 山口 敏則 

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