活動の種類 | 奉仕 その他 |
活動の単位 | 全校 学年 委員会 |
1.テーマ
地域に学び、地域と共に生きる力を育てる学校づくり
2.学校紹介
当校は、関市の北東部に位置する山間の地上之保地域にある、全校児童78名の小規模校である。当地域は、特産のゆずやでか木住宅、 それに温泉で知られている。学校の教育目標は、「ひとりだち」であり、「ふるさとを愛し、豊かな心をもち、自らやりぬく子」をスローガンに掲げ、学校経営 の柱として、「地域に生きる体験活動」と「家庭や地域と一体となった道徳教育」を位置付けている。地域の人々、文化、自然に学ぶという構えである。
今年度は、JRCの理念・活動に着目し、当校の活動を福祉、奉仕、環境などの点から見直し、さらに充実させていこうと取り組んだ。
3.活動内容
(3) 生活科、総合的な学習での地域に学ぶ活動 ・ 1,2年生は生活科において、学級園での栽培活動やその収穫物を使った調理活動に取り組んだ。そこでは、祖父母や地域の指導者の方にお世話になった。家族や地域の方との交流を通して、他を思いやる温かい心づくりができた。
・ 3年生以上は総合的な学習を通して地域学習に取り組んだ。3年生は学校周辺の草花や虫の調査とFBC花壇作り中心の活動であ る。4年生は上之保の川をテーマとして、地域の津保川での水生生物等の調査活動を行った。5年生は上之保の山というテーマで、山での遊びや調査活動に取り 組み、上之保の自然について考える機会とした。これらの活動を通して、子どもたちの心に、ふるさとを愛する心が育ち、環境意識が高まってきている。 |
ここがポイント | 福祉、奉仕、環境に関わって、地域を基盤にした体験活動を推進し、地域人としての生き方の基礎を学ぶ。 |
ここがねらい | 地域の人々、文化、自然に学ぶという姿勢を大切にしながら、地域をそして自分を愛することを大切にする。 |
効果 | 地域との人的、物的関わりを通して、地域の方との温かい人間関係を築き、ふるさとを愛し、人を愛すると同時に、自分を愛する姿が見られるようになり、自分への自信につながっている。 |
担当者のコメント | 岐阜県では地域人ということが言われているが、このような活動はその基盤となるのではないかと思い、今後さらに地域に生きる活動の充実を図りたい。 |