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赤十字の起こり

アンリー・デュナン
アンリー・デュナン

1859年、イタリア統一戦争の激戦地ソルフェリーノにほど近いカスティリオーネを訪れた、スイスの青年アンリー・デュナン は、傷つき、手当もされずに戦野に放置された傷病兵を目のあたりにし、愕然としました。彼は、「傷ついた兵士に敵も味方もない。人として、尊い命を救わな ければならない。」と考え、町の人々に呼びかけ、敵味方の区別無く傷病兵の救護にあたりました。この時の彼の体験をつづった「ソルフェリーノの思い出」という一冊の本がきっかけになって、1863年ジュネーブに赤十字国際委員会、1919年に国際赤十字・赤新月社連盟が創設されました。
日本では、1877年の西南の役で、当時の元老院議官、佐野常民(さの・つねたみ)と大給恒(おぎゅう・ゆずる)が、デュナン の考え方のもと、救護団体「博愛社」を設立し、傷病兵の救護にあたりました。その後、1886年、日本政府がジュネーブ条約に加盟し、翌年「博愛社」から 「日本赤十字社」に改称、赤十字国際委員会の承認を得て、国際赤十字の仲間入りをはたしました。